ハンパない値引きにビックリ!モノの価値について考えてしまった話
リーズナブルで結構つくりもしっかりした商品が多くて、よく購入する衣類の量販店が近くにあります。
先日、ジム用のTシャツとパンツを買いに行ったんですが、ワゴンに入った夏用のパンツが結構良い感じ、値札をみると値引きされて超安い。
即買いしました。
うちに帰って、値札をよく見ると・・・。
ポチッと応援、ありがとうございます。嬉しいです♪♪
夏用のパンツの値段は、なんと驚きの500円(税別)、激安でしょ。
値札には、値引き後の価格の赤いシールが貼られているんですが、これがまた分厚いんですよ。
何枚も貼られているんです。
えっ?じゃ元値っていくらなの?と、何となく面白くなって一枚づつはがしてみました。
「はー?」なんだかスゴイ。驚きの結果は、こちらです。
値引きシールは全部で5枚、元値は2,990円(税別)。
500円(税別)で買いましたので、2,490円(税別)のディスカウントです。
このパンツ、色もスタイルもとても良くって、つくりも本当にシッカリしています。私にとっては超お得なお買い物でした。
しかし、値引き回数5回で2,990円(税別)が500円(税別)に1/6になっちゃたんですね。
この値段でも原価割れはしていないんでしょうね?たぶん?じゃ、元値って何なの?
お得だったなぁと嬉しい半面、なんだか考えちゃいました。
我々50代は良く知っているバブル期。
その頃に流行った超高いブランドスーツは、海外の工場で作られていて原価は◯◯◯、それがブランドのタグが付くだけで△△△なんて話がまことしやかに聞かれました。
モノの価値は、買う人が決めるのでしょうが、何だか複雑ですね。
夏用のパンツなんて季節商品ですから、季節が変わればその価値も下がるということは理解できますよ。
でも1/6はスゴイですよね。
それにこの夏用のパンツ君、5回も値引きされてじっと棚で耐えていたんですね。
そんなに特殊な色だとか、スタイルというわけじゃないと思うんですけどね。
どうしてそんなに疎外されていたのか?ちょっと不思議です。
ところで、先日職場に新入社員君が配属されてきたんですが、社会人1年生は可能性にあふれていて、これからどれだけの価値を生み出すのかと皆の期待が一杯です。
夏用のパンツ君もデビュー時は、2,990円(税別)の価値、売れることを期待されていました。それが夏の終わりと共に500円(税別)の価値に・・・。
私も可能性あふれる新入社員の頃がありました。それが今定年目前で価値が・・・。
イカンイカン、夏用のパンツ君と自分を重ねてしまいました。もちろん冗談ですよ。(半分くらいはですね。)
しかし、モノの価値って、本当に不思議ですよね。
夏用のパンツを買って、値札を見ながらモノの価値について考えてしまいました。
私のくだらない話にお付き合いいただき、ありがとうございました。