ネット活用がカギ 勉強法も大進化
「夏は受験の天王山」と昔からよく聞きましたが、今もそうなんでしょうね。
テレビCMや新聞の広告を見て感じるのですが、最近は受験勉強のやり方もすっかり様変わりしました。
昔、大昔でしょうか?単語を覚えるために暗記した辞書のページを食べるなんて乱暴な話もありました。
もっとも、そんなことは自分は昔も今もやったこともなければ見たこともありませんけれどもね。
最近は勉強法もアナログからデジタルへ移り変わったように感じます。
特にネット活用の加速が目を見張りますね。その最たるものが、スマホやタブレットを使用した動画講義でしょう。
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いつでもどこでも?
このスマホやタブレットを使用した動画講義を利用すれば、有名講師のレベルの高い講義がいつでもどこでもとても安い費用で受講することができます。
しかも、全く無料でサービスを提供している場合もありますね。
「スタディサプリ」などは、有名ですよね。自分も試しに契約してみたことがあるんですが、ひと月当たり980円(税別)で著名な講師の講義を見放題のこのサービスは本当に画期的です。
今予備校はどうなのでしょうか?
少し前まで予備校は、有名講師が在籍していることが学生を集める決め手でしたし、有名講師は全国を飛び回って講義をしていましたよね。
今は大教室に受講生を集めて講義をすること自体があまり意味をなさなくなって来ているように思います。
数年前、老舗の大手予備校が大幅に規模を縮小したことがありました。全国にあったたくさんの校舎が閉校してしまいました。
主な理由が少子化の影響だったそうですが、個別の動画講義のサービスが一般的になれば、このようなことは今後さらに加速するでしょうね。
ネットでの動画講義は、予備校が集中する都会とそうでない地方との格差が小さくなるというもう一つメリットがあるように思います。
都会に行かずとも有名講師の講義を受けられるというのは地方の受験生にとっては喜ばしいことでしょうね。寮生活を強いられることもありませんからおやごさんの経済的負担も小さくなります。
通信教育でも
最近の通信教育は、タブレットがセットになっていて冊子のテキストや課題に加えて動画講義も受講することができます。
さらに驚いたことは、提出課題が従来のような郵送ではなくネットで送信、添削結果もネットで受け取る仕組みに変わってきたことです。
確かにこれなら送受信の時間も短縮され、従来のように提出後忘れかけたころに結果が返ってくるような時差がありませんからタイムリーに頭に入ってくる効果が期待できます。すごい。
ネットは勉強のやり方を変えた?
従来から、音声やDVDでの動画講義はありましたが、メディアを持ち歩く必要のないネットの利用はとても革新的です。
スキマ時間の活用は勉強の基本ですが、そのスキマ時間で質の高い講義が時間も場所も選ばずに受講できるなんて、自分たちアナログ世代には夢のようですよ。
私の受験生時代は、ラジオ講座を聴講したり、その講義のカセットテープを利用するのが関の山でしたからね。
ただ、これだけサービスが多いと受験勉強中の子供たちは自分に合ったものをしっかり選ぶ必要がありますから、かつて我々が受験で感じていたものとは異なる大変さがあるように思います。
情報がありすぎるのも大変かも。
ちゃっかり利用しましょう。
しかし、これだけのすごい仕組みを受験生だけのモノにしていてはもったいないです。
我々もこの便利なサービスを利用しない手はありません。
例えば、日本史はこの数十年で新たな発見や解釈の変化により大きく変わってきました。
「いいくにつくろう鎌倉幕府」と覚えた鎌倉幕府の成立は、今や1192年ではないそうですよ。大変です。日本史はもう一度やらねばなりません。
学びなおしたいと思ったとき、あるいは新たなことを学びたいと思ったときにこのサービスはとても有効だと思います。
この「学びエイド」は、無料(有料のプレミアム会員サービスもあります。)でとてもオススメです。私も利用しているんですよ。
一生勉強などと大げさなことは言いませんが、高品質の講義が身近になり大きく様変わりした勉強法の良いとこどりでちゃっかり勉強するシニアになりたいなと思う今日この頃です。
いつまでも学ぶ意欲は失いたくないものですね。
どうです、もう一度勉強するのも結構イイんじゃないでしょうか。