安川ひこぞうのやすらぎ「定年」日記

無事に定年!やすらぎの定年生活を目指して日々奮闘中の安川ひこぞうです。定年後の3大不安「お金・健康・孤独」もなんのその!?

洗浄便座 使い方を間違えると危険な3つのポイント

最近のトイレは、温水洗浄ができる洗浄便座付きのものが多いですね。普及率はなんと約80%だそうです。

我が家のトイレも少し古くはなりましたが洗浄便座付きです。清潔で良いものですよね。

しかし、スッキリ、サッパリ、清潔な洗浄便座も使い方を間違えると健康を害してしまう危険があるんです。

もしかしたら本当は恐ろしい?洗浄便座の使い方3つの注意のポイントをお伝えします。

ポイントは、次の3点です。

  • 強く洗いすぎてはダメ
  • 長く洗いすぎてはダメ
  • 目的を間違えてはダメ

では、詳しくお話します。

ポチッと応援、嬉しいです。感謝♪♪

にほんブログ村 ライフスタイルブログ シンプルライフへ にほんブログ村 その他生活ブログ 節約・節約術へ にほんブログ村 ライフスタイルブログ 50代の生き方へ

f:id:hikozou_003:20180721130432j:plain

強く洗いすぎてはダメですよ

洗浄便座の水圧を最強にして使用する方がいるそうですが、最強でなくても、少量の水量で洗えるように節水の目的で水圧は高めに設計されています。

水圧と言うのは結構なパワーがあります。

例えば、ウォータージェット加工と言って水に高い圧力をかけて、小さなノズルから噴出させ硬い金属やガラスなどを切断する加工法もあるくらいなんです。私も見たことがありますが、アルミの分厚い板が切れちゃうんです。

さて、人間の体の皮膚には常在菌と言って体に有用な菌が住んでいて、有害な菌の侵入を防いでくれています。また、皮膚の表面は外敵から守るために弱酸性で皮脂にカバーされています。いわば自然のバリアによる防御機能がそなわっているのです。

洗浄便座で高い水圧のお湯をオシリにあてると、カバーしている皮脂だけでなく必要な常在菌までも洗い流してしまいます。

バリアを破壊されむき出しになり敏感になった皮膚に強力な刺激が加わるわけですから容易に傷ついてしまいます。

また、油分がなくなり乾燥しやすくなった皮膚はデリケートで傷つきやすく、また炎症を起こしやすくなります。

人によっては、もっとキレイに、清潔に、とさらに念入りに洗いたいためにオシリの奥にまで水流を当てる方がいるそうですが、その圧力でオシリの奥までもやはり傷ついてしまうのです。

残念なことに、念入りに洗えば洗うほどオシリはダメージを受け続け炎症を起こしたり、傷つきそして悪化してしまうことになるんです。

 長く洗いすぎてはダメですよ

長時間水流を当て続けることもダメです。

強く当てるのと同じように皮脂など大切なバリアを破壊するとともに水やお湯に長時間さらされた皮膚はふやけてしまいます。

ふやけた皮膚は傷つきやすく、さらにそこをペーパーでゴシゴシと拭いてしまっては簡単に傷ついてしまいます。これを日々繰り返していると傷は治ることができないだけでなく悪化してしまいます。

さらに注意しなくてはいけないことは、ノズルの清潔さです。

最近のノズルは汚染されにくい材質にしたり、洗浄水で都度洗い流したりと工夫はされていますが、完全に無菌というわけには行きません。

そのノズルの菌が、水流に乗ったり、飛散することで傷に付着し悪化させてしまうリスクはないとは言えないのです。長く当てれば、なおさらです。

では、整理しますね。

  1. 強く長くオシリを洗浄する。
  2. 常在菌や皮脂などを洗い流しバリアを破壊する。
  3. バリアがなくなりむき出しになった皮膚やふやけた皮膚はキズつきやすい。(ノズルに付着した菌がキズに侵入キズは炎症を起こしさらに悪化する場合も)
  4. これを繰り返すことで、体の不調を引き起こすリスクがあります。

目的を間違えてはダメですよ

刺激を求めて意味なく強い圧で使用したり、排便を促すために長時間使用することも避けなくてはなりません。

本来の目的とは違う使用です。特に排便を促すために使用することは、クセになってしまい刺激なしには排便できないという状態になってしまうことが考えられます。これは、やめたほうが良いですね。

以前、バラエティ番組で水圧をいくら上げても満足できないので最強の水圧の洗浄便座を作って欲しいという依頼にもとづいて作った試作品を紹介していました。

試した依頼者は、とても喜んでいましたが、その水流はゆうに部屋の天井に届いていました。こうなるともう異常ですね。

低圧で10秒以内、正しく使いましょう。

日本における2人以上世帯の家庭の温水洗浄便座普及率は80.2%だそうです。ほとんどのトイレに設置されていることになります。そういえば、最新の航空機ボーイングB787型機にも搭載されているそうですね。

洗浄便座は、清潔思考の日本人にあっているのでしょう。実際、洗浄便座でなければトイレに行けないという人も私の周りに何人もいます。

しかし、清潔だと思って間違った使い方を繰り返していると体の不調を引き起こす危険があります。

先日も私が洗面所で身支度を整えている間の数分間ずっと洗浄している人がいました。思わずノックして「間違っていますよ。」とやめさせたかったのですが、さすがに思いとどまりました。

低い圧力でも、上手に洗えば5秒程度でキレイになるそうです。ですから、低圧で長くても10秒以内というのがオススメだそうです。

私も注意しています。あなたは、ぜひ正しく洗浄便座を使ってくださいね。