9割断捨離の破壊力とは?
シンプルライフを目指す私にとって、断捨離は必ず身につけなくてはならないマインド、そしてテクニックなんだと思っています。
しかし、やっぱり捨てられない、もったいない精神との戦いを日々繰り返しているんです。
結果はほぼ休戦。つまり先送りですね。(情けない・・・。)
私が勝手に師匠と思っている人生の先輩が手本を示してくださいました。
なんと!「9割断捨離」達成、凄い破壊力の一言です。
師匠は、行動力やマインドがとても尊敬できる方なんです。今回の行動力もスバラシイです。
自分に言い聞かせるつもりで、あなたへお伝えしたいと思います。
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9割断捨離とは?
「 9割断捨離」とは、自宅にあるモノの実に90%を手放すことです。そのまんまですが、これはとても凄いことなんですよ。
例えば、4人家族なら自分のモノをすべて処分しても25%にしかなりません。90%ということは家族全員でそれぞれの所有するモノや共有するモノのほとんどを手放すことなんです。
一人暮らしの方ならば、可能かもしれません。しかし、家族で暮らしている方はそうは上手くいきません。
だって、家族の一人でも反対すれば、90%の処分は絶対にムリなことなんですから。
実際に「9割断捨離」達成には、家族の説得と理解にとても時間をかけたということでした。
断捨離がどうして必要なのか、断捨離をするとどんなメリット、良いことがあるのか、丁寧に丁寧に理解してもらえるように説明したそうです。
9割断捨離の考え方
家族の理解をもらい、いよいよ実行に移すわけですが、さて断捨離する90%のモノは、いったいどうやって家族の理解をもらいながら決めたのでしょうか?
なるほど!と目からウロコのとても興味深い考え方で決めたそうです。
それにはまず、災害などによりどうしても自宅から離れ避難する必要があるという状況を前提として考えるんです。
そして、避難の手段は自家用車のみ、持っていくことができるモノはこの車に積めるだけです。
そう考えて、車に積み込むモノを選択してリスト化します。車に積めるだけですからわずかな量しかないと思います。
当然家族にとって重要なモノや大切なモノに限られます。それも家族全員で了解し、納得したモノだけになります。
こうして本当に重要なモノ、大切なモノ、必要なモノがリストアップされます。
そして、このリストに載っていないモノが断捨離の対象、つまり処分するモノということになるわけです。
いよいよ断捨離実行
日用品や衣類など、淡々と処分できるモノばかりなら良いのですが、そうではないモノもあります。処分するのに抵抗があって、とても捨てにくいモノです。
それは、写真や卒業証書などの「思い出の品」や「代々受け継いだ品」などです。家族で納得し、頭ではわかっていてもとても処分しにくいモノだそうです。
こういった処分がムズカシイ場合でも、またまた目からウロコのとても興味深い方法で処分されました。
まず、「思い出の品」これはデジカメで撮影するなどしてデジタル化します。
要はカタチのないデータに変換して、そのデータを保存するんです。そして、そのデータはクラウドなどを利用していつでも家族で共有できる状態で保存しておくのです。
また、「代々受け継いだ品」は、価値のわかる方へ譲ります。
そうすれば、処分し破壊してしまうわけではありませんし、価値を承知した上で大切にあつかっていただけるので、そのモノが持つ価値も保存してもらえることになります。
とても頭の良い方法ですね。
9割断捨離の効用
9割断捨離を達成した結果、たくさんのメリットがあったそうです。
まず、物理的な開放感
今まで家を占拠していた90%のモノがないわけですから、スッキリ・サッパリとした開放感とモノを探す手間がない便利さを感じることができます。
次に、精神的なきもち良さ
とにかく「爽快できもちが良い」そうです。人生を棚卸ししたような、人生をデットクスしたような心地良さ、きもちの良さだそうです。
これまでゴチャとあったモノがなくなり、そこを「氣」が通る感覚、エネルギが循環する状態をとても感じることができるそうです。
やっぱりさすがに「9割断捨離」の効き目は絶大ですね。
90%なんて私には遠い目標のようですが、先送り体質、もたもた体質を改善して少しづつでも目指していきたいと思います。
あなたも一緒に9割断捨離を目指してみませんか。