モチベーションを維持する3つのコツをラジオが教えてくれました。
今日中にやらなくちゃ。分かってはいるんだけれど、なかなか始められない。
「あー、モチベーションが・・・。」なんて、思わずつぶやいていませんか?私よくつぶやいています。
ところで、この”モチベーション”とは、行動を起こす動機や何かを行うときの意欲のことを指します。
バリバリと仕事をこなす人を「彼はモチベーションが高い。」と言ったり、逆に仕事への意欲がわかない時に「今日はモチベーションが上がらない。」などとよく使われますよね。
モチベーションは維持できて、意欲的でいることができれば良いのですが、なかなかムズカシイことが多いですよね。
やらなくてはいけないことがあるのにモチベーションが維持できないのは困った問題です。
サラリーマン生活が舞台のラジオドラマの中で「モチベーションを維持する3つのコツ」の話をしていました。興味深い話で、思わず「なるほど!」思ったそのコツについてお伝えします。
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モチベーションを維持する3つのエンジン
モチベーションを維持するには、3つのエンジンを回すことがコツだそうです。
そのエンジンは、次の3つ。
- ポジティブエンジン
- ネガティブエンジン
- 楽しさエンジン
何だかおもしろそうな考え方ですね。
ポジティブエンジンとは?
ポジティブエンジンは、仕事ややらなくてはならないことに対して、何か1つのことを達成した時の様子をイメージする方法。
例えば、ひと仕事終わった後の開放感や、やっかいな案件をかたずけた後の達成感、自分にごほうびの祝杯を上げているイメージを持つことですね。
ネガティブエンジンとは?
ネガティブエンジンは、マイナスのイメージを上手にプラスのモチベーションに持っていくやり方。
例えば、何かをやらなかったり、行動に移さなかったことによって起こる不具合をや不都合をイメージすることで「このままじゃイカン」と行動のモチベーションを上げることです。
強迫観念(きょうはくかんねん)を植え付けるようで、ちょっと脅しに近いですね。
楽しさエンジンとは?
楽しさエンジンは、マンネリ化を防ぐために、わざとゲーム感覚的な刺激を持ち込むやり方。
ルーチンワークのようなあまり変化のないことに向かう時のモチベーションの上げるのに適した方法です。
例えば、単純仕事などで同僚や仲間とどちらが早(速)いかとか多いかと言ったような競争や勝負などといったゲーム性をもたせるように行うのです。
3つのコツを実践するには?
仕事の内容ややるべきことの優先順位もありますので、3つ全てが活用できることは少なそうですが、ポジティブエンジンは結構使えそうですね。
ネガティブエンジンは、なんだかすごく焦ってストレスがたまりそうです。たまには使ってもよさそうですが、万一それでも仕事などができなかったり終わらなかった時の落ち込みがすごそうな心配があります。
しかし、仕事ややるべき事柄に取り掛かれないほどモチーベーションが低い時には、「やばいぞ!」と思わせる効果は大きそうです。
楽しさエンジンは、またかと思うような変化のないことに対しては、良いでしょうね。
こんな話があります。料理人の道場六三郎さんがおっしゃっていたのですが、料理人の最初の修行は来る日も来る日も同じ下ごしらえの単調な作業の繰り返しなんだそうです。
そこでどう思うかが、その後の成長に大きく影響するそうなんです。
つまらない、退屈だと思えば成長もそこまで、昨日よりもっと早くできないか、もっと上手に、もっとキレイにできないかと気持ちを切り替え日々工夫する。そのように考えることができれば成長していくという話でした。
少し意味が違うかもしれませんが、一見単調で退屈な作業や仕事でも昨日の自分と勝負する気持ちが大切ということは、楽しさエンジンが回せるかどうかだと思うんですよね。
3つのエンジンの中に自分にあったエンジンがあると思います。1つでも回すことができれば、きっとモチベーションの維持に役立ちますね。
自分にはポジティブエンジンが合いそうなので、特にエンジンのかかりにくい月曜日にポジティブエンジンを回してみたいと思います。
あなたも、モチベーションが上がらない時に試してみてはいかがですか。
ちなみにこの3つのコツを教えてくれたラジオドラマは、「NISSAN あ、安部礼司 ~ BEYOND THE AVERAGE ~」です。
今回の話は、結構以前の放送で紹介されたのですが、私はいまだに覚えていて実践しています。