若宮正子さん、このおばあちゃんはやっぱりタダ者ではない。
あの若宮正子さんをおばあちゃん呼ばわりするなんて、ちょっと失礼かもしれませんね。
女性シニアのトップランナーの若宮正子さんですが、どこにでもいそうな身近で、そして可愛らしい女性です。
ですから、敬意と好意を込めてあえておばあちゃんと呼ばせてもらいたいと思います。
若宮正子さんのご著書を拝読中ですが、肩の力が抜けたスバラシイ人生観です。
読めば読むほど引き込まれて笑顔になれますよ。
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「60歳を過ぎると、人生はどんどんおもしろくなります。」
若宮正子さんは1935年のお生まれで、今年83歳でいらっしゃいます。
あのiPhone用のアプリ「hinadan(ひなだん)」の開発者です。
AppleのCEOティム・クック氏にAppleの世界開発者会議に招待されたことで、Appleに認められた「おばあちゃんプログラマー」としてとても有名なオバアちゃんなんです。
そんな若宮正子さんのご著書「60歳を過ぎると、人生はどんどんおもしろくなります。」を拝読中です。
若宮おばあちゃんがパソコンを始めたのは60代になってから、失礼ながらパソコンなんて女性シニアに最も似合わないと思うのは私の偏見でしょうか?
やっぱり偏見ですね、すいません。
そのパソコンをコツコツと学び、ついにAppleが認めるプログラマーまで、スゴイとしか言いようがありませんね。
今やメディアからも注目され、取材も途切れない有名人です。本のタイトル通り60歳を過ぎて人生をおもしろく楽しんでいらっしゃいます。
そんな若宮おばあちゃんですから、慣れないパソコンを覚えたりと自分にキビシク努力を続けてこられたのだろう想像しつつ、ご著書を読み進めていくと意外と良い意味で裏切られました。
規則正しくしない・・・
当然ご自分にキビシク努力をされ、早寝早起き、食事や運動にも注意してと規則正しく生活しておられるのかなと思っていましたが、その逆でした。
起床や就寝の時間も睡眠時間もバラバラで、眠れなければ読書をすれば良いと考えるそうです。
食事も同様で食べたいものや美味しいものを食べる。要は、自分のカラダの声に耳を傾け素直に生きることが大切なんだそうです。
そして運動も、例えば1日◯◯歩以上歩くなど、何かをしなければと自分にそういったノルマを課すと辛くなってしまい続かない。
だから、楽しむことを第一に考える。歩くことが目的ではなくてどこか行きたいところ、そこへ行くことを目的にして、結果的に1日◯◯歩以上歩いていたという風になることをススメていらっしゃいました。
この若宮おばあちゃんの生活の様子を知り、私何だか肩のあたりが軽くなりました。
自分の定年後を考えるといろいろな不安がありますが、あまり考えすぎず楽に考えることも大切なんだなと思いました。
特にシニアの健康は睡眠・食事・運動の規則正しい生活からと思い込んでいましたので、今の自分の生活習慣を改めなくてはとの思いが強かったんですが、何だかホッとしました。
もちろん改めたほうが良い生活習慣も多々ありますので、ぼちぼちとやっていきたいと思います。
自分のカラダの声を聞きながら、自分にとって楽しいことをやりながら、Appleに認められるほどの結果を出すなんて、やっぱり若宮おばあちゃんはタダ者ではありませんね。
見習いたいと思います。