シニア間近50代の自分は物忘れがひどくて心配しています。あなたはどうですか?
脳科学者の澤口俊之先生の講演を拝聴したのですが、先生によると脳は年令とともに萎縮、つまり小さくなっていくそうなんです。
脳のなかでも重要な役割を担っている前頭前野という部分は人によってバラツキはあるものの45歳位からだんだんと萎縮し始めて小さくなっていくそうなんです。
私も50代です。ショックでした。もう萎縮が始まっているのかも知れません。
先生からうかがった脳の萎縮を防止する方法についてお伝えします。
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澤口先生はテレビで拝見するままに、ボソボソとした語り口の中にもユーモアを交えてとてもわかり易く脳の話をしてくださいました。
脳、特に前頭前野の萎縮は残念ながら人間だけの現象だそうです。知能の高いチンパンジーなどの類人猿には起こらないそうです。
ただ、この萎縮を止める方法についてはいくつもの研究成果が得られており、それをご紹介してくださいました。あなたへお伝えします。
脳トレよりも有酸素運動
まずは、運動です。
なかでも、ジョギングやウォーキングなどに代表される有酸素運動は効果的で、萎縮をとめるだけでなく回復が期待できるんです。
週に150分間有の酸素運動がオススメです。まずは、散歩、ウォーキングからいかがでしょうか。
運動強度の高い筋トレなども効果があり、こちらは週に2回、20分間程度がオススメです。ジムに行かなくても、腕立て伏せや腹筋、スクワットなどでも効果があります。
先生は、腕立てや腹筋を試されたそうですが面倒くさくて続かなかったと、カミングアウトしてましたよ。
ほかにも、ダンスやラケットボールも効果があるそうです。
やはり運動習慣は大切ですね。
こちらも参考になさってください。
脳に良い飲み物や食材
運動は脳だけでなくたくさんの良い効果がありますので、ぜひオススメしたいのですが、「運動はちょっと・・・」というあなたのためにオススメの飲み物や食材をご紹介します。
脳の萎縮との直接の関係はお話にならなかったものもありますが、先生が脳に良いとススメておられた飲み物や食材は、次の5つです。
- コーヒー
- 赤ワイン
- ビール
- 緑茶
- 魚
コーヒー
アメリカンではない普通のコーヒーなら1日3杯から5杯がオススメです。コーヒーによって認知症の発症率が65%減少するという研究結果があるそうですよ。
赤ワイン・ビール
赤ワインのポリフェノール、そしてビール原料のホップの苦味成分が脳に良いそうです。
緑茶
1日2杯がオススメです。認知症の発症率が1/3に減少するという研究結果があるそうです。ただし、ペットボトルのお茶よりも急須でお茶葉から入れた緑茶を飲んでほしいということでした。
魚
魚はお刺身などではなく、特に焼き魚を週に2回以上食べることがオススメだそうです。
アメリカでの研究結果ですが、月に1~2回程度しか魚を食べない人に比べ週に2回以上食べる人は脳が大きいそうです。
脳に良い生活習慣
以外だったのですが、ネット検索は読書よりも脳に良いそうです。
何となく脳に良くない印象を持っていましたので、ちょっとビックリでした。
ただし、漫然と漠然とただ、ダラダラとネット検索するのはNGだそうです。キチンと好奇心や探究心を持ってネット検索することは脳に良いそうです。
なかなかムズカシイですね。私もダラダラ検索してしまいます。先生も朝起きるとダラダラとニュースサイトを見てしまうそうで、反省していらっしゃいました。
澤口先生のお話をお聞きして、ちょっとした生活の工夫で脳の萎縮を防いだり、脳に良い効果があることを学ぶことができました。
あなたもぜひ試してみてください。