筋トレで夢がかなう 澤口俊之先生から学んだ夢と脳の秘密
脳科学者の澤口俊之先生のお話を聞く機会がありました。
「目からウロコ」のとてもためになる話をデータや論文を引用しながらわかりやすく伝えていただきました。
特に夢と脳のお話しは、印象深かったです。定年前の50代こそ夢を待たなくっちゃと思いましたよ。
そして、なんと筋トレすればその夢がかなうんですよ。
筋トレと夢の秘密、あなたへお伝えしますね。
ポチッと応援、嬉しいです。感謝♪♪
「夢をかなえる脳」
澤口先生は吉田松陰先生をとても尊敬していらっしゃいます。お母様の影響とおっしゃっていました。
「夢なき者に成功なし」
この言葉は吉田松陰先生の残されたもので、脳科学的にも正しいそうです。
脳科学や心理学などなかった時代に経験や直感から導かれた言葉だと思いますが、正に真理をついていたわけです。名を残す方はやっぱり違います。
全文は、こちらです。
夢なき者に理想なし、
理想なき者に計画なし、
計画なき者に実行なし、
実行なき者に成功なし。
故に、夢なき者に成功なし。
前向きで力強いお言葉です。「夢」は大切ですね。
ところで、先生のお話によると「夢」つまり将来の目標を持つことができるのは人間だけの特徴です。
とても知能の高いチンパンジーでもせいぜい翌日の目標を持つのが精一杯なんです。初めて知りました。
「夢」を持つことは、人間だけに与えられたプレゼントなんですね。
夢を持ちましょう
夢を持つメリットはたくさんありますが、なんと夢を持つと長生きできるんです。
その研究の結果は論文にもまとめられて発表されているんですが、70歳で調査しその後追跡調査を継続したところ、
「夢を持っている人は、そうでない人に比べて平均7年長生きする。」
という結果が得られたそうです。
これって凄くないですか?夢を持つと長生きできるんですよ。
カギはHQ(人間性知能)
HQとは人間性知能と呼ばれるもので、このHQが高いと
- 貯金が多い
- 収入が多い
- 恋愛が良好
- ケガや病気のリスクが少ない
など、HQが高いとまさに夢がかなう状態なんです。
脳の前頭前野と呼ばれる部分は、サッカーチームで言えば監督のような脳の司令塔です。
この前頭前野の能力は、HQ(人間性知能)と同じと考えて良いそうです。ですから、この前頭前野が活発で高い能力を発揮していればHQも高く、夢がかなうと言っても良いんです。
しかし、この前頭前野、残念ながら人によってバラツキはあるものの45歳位からだんだんと萎縮し始め小さくなっていくそうなんです。
これもチンパンジーなど類人猿には起こらない人間だけの現象なんだそうです。なぜ人間だけ・・・。
前頭前野の萎縮は止められないの?
安心してください。前頭前野の萎縮を止めることはできるそうです。いろいろな研究結果が論文として報告されています。
脳トレよりも有酸素運動
澤口先生によれば、脳科学者の間では「脳トレよりも有酸素運動」と言われているそうです。
脳トレにも良い効果があるのでしょうが、いろいろな種類があってどれがどの程度効果があるのかは、私達シロウトにはわかりません。
それよりも確実に前頭前野の萎縮を改善する確かな方法が運動なんです。なかでも有酸素運動は効果的です。
ジョギングやウォーキングなどの有酸素運動を週に150分(毎日なら1日約20分間程度になりますね。)行うことで前頭前野の萎縮を止めるだけでなく、大きくなるそうです。
私の好きな筋トレなら、週に2回、20分程度行うことで改善の効果があるそうです。
他にもラケットボールやダンスなどもオススメです。
つまり、筋トレや有酸素運動などの運動をすることで前頭前野の能力改善、能力アップが期待できるわけなんですよ。
筋トレすれば夢がかなう?
「筋トレすれば夢がかなう?」その秘密は、
- HQ(人間性知能)が高いと夢がかないます。
- 脳の前頭前野の能力は、HQ(人間性知能)と同じと言えます。
- 筋トレや有酸素運動は、脳の前頭前野の能力を高めます。
ですから、「筋トレをすると前頭前野の能力が向上し、HQ(人間性知能)が高まるので夢がかないます。」というわけなんです。
また、運動不足は認知症のリスクを高めますので、運動するにこしたことはありませんね。運動は必要です。
50代は夢を持ちましょう。長生きできますよ。
そして夢実現のために筋トレ・有酸素運動など運動をしましょう。夢がかないますよ。
筋トレのメリットはたくさん。こちらもぜひお読みください。
澤口先生は、テレビで拝見するのと同じつぶやくような話し方のままに、とても興味深くて面白い話を聞かせてくださいました。
あなたもチャンスがありましたらぜお聞きになってみてください。
そして、夢に向かって筋トレ、有酸素運動を始めてくださいね。