コーヒーが大好きで、毎日飲んでいます。
あまり知られていませんが、実はコーヒーにはダイエットに効果があったり、他にも健康によい効果がたくさんあることがわかってきました。
また、健康によいと言うだけではなく、コーヒーが病気を予防する効果についても研究されています。
その結果、なんとコーヒーは糖尿病予防に効果があるということがわかったそうなんです。
それでは、コーヒーの糖尿病予防効果についてお伝えします。
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コーヒーの効果をお伝えする前に、簡単に糖尿病についてご説明します。
糖尿病は、インスリンというホルモンの作用が低下したため、食べ物から得たブドウ糖がうまく利用されずに、血液中のブトウ糖つまり血糖値が高くなっている状態になる糖代謝異常です。
糖尿病により目や腎臓あるいは脳や心臓の病気を引き起こすリスクが高くなります。また、認知症になるリスクが高くなるということも知られています。
コーヒーは本当に糖尿病を予防するの?
興味深いアンケート結果があります。
「日経トレンディ」という情報誌が行った約1000人の医師を対象にしたアンケートなのですが、
「コーヒーを飲んでいますか?」
という質問への回答結果は次のようだったそうです。
●健康によいので飲む : 15%
●健康には関係なく飲む : 64%
●好きでないので飲まない : 17%
●健康に悪いので飲まない : 4%
回答されたお医者さん全体の79%の方がコーヒーを飲んでいます。
そして、そのコーヒーを飲んでいる方のなかでは、約20%の方が健康に良いのでコーヒーを飲んでいるそうです。
その理由としては、「糖尿病予防」、「発がん抑制」を期待しているというコメントだったそうです。
お医者さんの間でもコーヒーの糖尿病予防効果は、認識されているんですね。
実際にコーヒーの摂取量と糖尿病発症リスクを調べた研究でもコーヒーを飲む人は糖尿病発症リスクが下がるという結果が得られているそうです。
特に女性にこの傾向が高いそうです。1日5杯以上飲む人は発症のリスクが半分以下に減少するようです。コーヒーは糖尿病を予防するんですね。
コーヒーはどうして糖尿病を予防するのか?
コーヒーに含まれる次の成分が糖尿病予防に影響しているようだと考えられています。
- コーヒーに含まれるカフェインのダイエット効果が予防につながっている。
- コーヒーに含まれるクロロゲン酸の血糖値上昇を抑制する効果が予防につながっている。
- コーヒーに含まれるニコチン酸の糖質代謝を促進する効果が予防につながっている。
詳しいメカニズムについては、これからの研究が待たれているようです。
コーヒーのダイエット効果については、こちらの記事をご覧になってみてください。
コーヒーの飲み方と注意事項
糖尿病の予防効果が期待されるのは、ブラックコーヒーの場合です。
砂糖やミルクなどを入れた甘いコーヒーではありませんので注意してくださいね。
どのくらい飲めばよいの?
飲む量は、1日3~4杯がオススメの量です。
何事もやり過ぎはダメです。コーヒーもガブガブとたくさん飲めば効果があると言うものではありません。
コーヒーは、糖尿病予防の効果が期待できそうですが、すでに糖尿病である場合に治療効果があるというものではありません。
その予防効果も個人の状態によって異なりますし、コーヒーだけ飲んでいれば予防できるというものでもありませんので、過剰に期待することは禁物です。
この分野の研究をなさっている九州大学の古野純典教授もコーヒーの糖尿病予防効果に対して「「コーヒーには軽度の効果はある。」というくらいに考えてください。」とおっしゃっています。
美味しくコーヒーを飲んで糖尿病予防やダイエットの効果がおまけでついてくるなんてお得だと思うくらいが、ちょうど良いようですね。
私はコーヒーが大好きですので良く飲みますが、香り、味、そして健康への効果も期待しながらゆったりした時間を過ごすコーヒーのある生活は良いものですよ。
あなたもいかがですか。